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ただ寄り添う

 23, 2015 22:50
強く意識しているわけではないけれど、

なんとなく前回記事からのブラジルつながり。


セバスチャン・サルガド-地球からのラブレター-という

ドキュメンタリー映画を観ました。


セバスチャン・サルガドは、ブラジル出身で

数々の受賞歴をもつ世界的に著名な報道写真家。


彼の人生の軌跡を作品とともに本人のコメントも交えて

時系列で紹介していくというのが主な内容です。


写真のことはよくわからないのですが、

世界や人間の負の側面と正面から向き合い

収められた一枚一枚の瞬間に“凄み”を感じ

強いインパクトが残ります。


ルワンダ内戦のむごい惨状に心を病んでしまい

故郷に戻ったサルガド氏は

また新たなプロジェクトに取り組み

彼のみならず大地も再生していく過程が印象的。

IMG_20150823_205557.jpg


ふと、深い痛みを抱えた人に

香りができることはあるだろうか、と思いました。


香りのデザインや演出、フレグランスを身に纏うのは

とても能動的な行為。

サービスやおもてなし、身だしなみ等であるけれど

自己主張、アピールという部分もあります。


一方、もっと日常的で、プライベートなもの。

例えば、石鹸や洗剤の香り、

使っている寝具に残る匂い、

家に漂う空気感etc…


さりげなく、あたりまえのように存在する香り。

そんな香りたちは、なんのジャッジもせず

ただ人に寄り添って支えているところがあるのではないかと。


香りは、目に見えないし、音もありません。

でも確実にそこにある。

そして、香りに対する自分の感覚はごまかせない。

つまり、好きは好き。苦手は苦手。


自分に嘘をつくことができないからこそ、

気持ちにぴたりと寄り添ってくれる香りに出会える。

それは、自分の感覚を肯定することにもなります。


心に深い傷を負った人は、もしかすると

香りに対する感覚も鈍ってしまうかもしれない。

それでも、香りはそこかしこに存在し続ける。

再び力を取り戻すのを信じるように寄り添いながら。


香りで全ての問題を解決することはできないけれど、

安らぎにつながることで一助となるのは可能ではないか。


香りの空間演出も香水も

ただ対外的な目的だけでなく

場を利用する人、身に纏う人の

心に寄り添っている部分があると思います。


そんな香りたちに時々意識を向けてみてください。

自分の感覚に気づくことでもあるから。



さてさて、今週も頑張っていきましょう!


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