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谷川俊太郎×覚和歌子 対詩ライブvol.4

 24, 2016 22:56
昨日、今日ととても興味深いイベントに伺った。



昨日は神奈川芸術劇場で開催している

アーティスト・塩田千春さん「鍵のかかった部屋」という展示と

ダンサー・酒井幸菜さんのコラボレーションイベント。



まず塩田さんの作品に圧倒されて久々に震えるほど感動し

涙が出そうになった。



写真を撮影できなかったことと

もう一度塩田さんの作品を目と心に焼き付けたくて

近々再度劇場を訪問することに。


そのため昨日の詳細は、訪問後に改めて書きます。




そして、今日は「対詩(たいし)ライブ Vol.4」というイベントへ。



谷川俊太郎さんと覚和歌子さんという2人の詩人が出演し

おふたりが交互に即興で詩をつくっていく。



片方がつくった詩を受けて、もう片方はそれをさらに展開し

広げていくように5行以内の詩をつくる。



片方が詩をつくっている間、もう片方は観客たちの質問に答えていく。



このイベントも本当に興味深いものだった。


同じ「何かをつくる・うみだす」者として

感心したり、共感したり、励みになったり、

言葉のもつ力について、香りについて考えたり…




谷川さんの詩はもちろん、普段の何気ないお話しのなかにも

深く心に響く言葉があっていつも素敵だなと思う。



例え彼自身の言葉ではなく、誰かの言葉の引用であっても

ご自身のなかに実感としてすっかり浸透していて

自然に発せられたようになじんでいる。



それが聞く者の心に無理なく響いて印象に残る。


IMG_0805.jpg



ときどき笑いもおこるようなとても和やかな雰囲気のなか

2時間の間に10篇(違うかな?)の詩が生まれた。



時間との闘いや大勢の観客が見守るという状況で

独特な緊張感が会場に漂うのを感じながら、

言葉が紡ぎだされる瞬間に立ち会えるという貴重な体験。



おふたりと観客の距離もとても近くて、

創作のエネルギーが直に伝わるためか

客席みんなが高揚感とともに詩の世界に引き込まれて

一体となっていく感覚をおぼえた。




もしも、このイベントを香りで演出するとしたら

いろんな捉え方、手段があると思う。



生み出された作品からイメージする香りをつくる、とか

おふたりが集中して創作しやすい香り・演出をする、とか

会場の「晴れたら空に豆まいて」をイメージした香り・演出、とか



いずれにしても、“香り”というより“匂い”に近いものが合うように思う。



“匂い”といっても臭いということではなく。



美しく、きれいに整えられた“香り”よりも

手の加えられていない自然のまま、ありのままの“匂い”。



泥臭さや獣臭も内包するような自然界を思わせる“匂い”。



谷川さんの

「詩は野性的なものがあったほうがいい」との言葉からも

少しそんなイメージを感じた。



このイベント、今回が4回目で今後も続いていく模様。

次回以降もぜひ立ち会っていきたい。





おまけ

谷川さんは焼酎「百年の孤独」をストレートで愛飲されているとか。

なんだかそれが妙に嬉しかった。



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