軽井沢の香り~モミの森~

 10, 2017 15:20
日本国内でも、世界各地でも、

その土地土地に特有の匂いや空気感がある。



旅に出ると目に入る様々な光景に意識が集中するけれど

匂いや空気は無意識に私たちの記憶に刻み込まれ

ふとしたときに鮮やかに蘇る。



静かだけれど、大きなパワーをもっています。




「軽井沢」をイメージする香りをつくりました。

タイトルは「軽井沢の香り~モミの森~ Fir forest cuvee Karuizawa 2016」



香りを嗅ぐ人が軽井沢を散策している気分を味わったり

イメージをふくらませて、軽井沢の風景や思い出を想起する

きっかけとなる香り、心に残る香りというコンセプト。



素材は、軽井沢のモミの木から抽出した精油と蒸留水がメイン。

シダーウッドやユーカリ、プチグレンをブレンドして

モミの香り高さをさらに引き出し、活かしつつ

空間への広がり方にも配慮しました。



軽井沢産のモミの精油はフレッシュで力強く

ビビッドで濃厚なグリーン調の香り。


軽井沢モミ単体でもとても品質が良く美しい香りで、

これまで嗅いだファーニードル(モミ)の中でも

指折りの素晴らしい香り、という印象。




空間に香りを広げて演出する場合、単一の精油よりも

他の香りとブレンドしたほうが

あらゆる面で良い雰囲気、空気感を創り出すことができます。



今回は、ナチュラルな印象をキープしたかったので

なるべくシンプルな組み合わせのブレンドに。



嗅ぎ疲れない、何度も嗅ぎたくなる、そして

軽井沢を訪れたくなる香り、をめざしてつくりました。

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こちらは軽井沢産モミの蒸留水。精油より軽やかな香り。




先日開かれた「ウェルネス経営協議会」において

「軽井沢の香り~モミの森~」の演出機会をいただきました。



軽井沢観光協会会長の講演などもあり、

香りがよいかたちで軽井沢のアピールになっていたら

嬉しい限りです。



「良い香りですね!」と大変好評でした。

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協議会の開場からエントランスにておもてなしとして

香りの演出を行い、開催中も引き続き会場全体に

香りを広げるかたちで演出。



比較的オープンなスペースで会場も広かったこともあり

全体に香りが行き渡るまで少し時間を要しましたが

会が進むにつれて爽やかな香りが広がって

会場が心地よい癒しの空気に包まれました。



空気清浄効果をもつ精油のブレンドでもあるため

スッキリとしたクリアな空気も感じられ

清々しさと静けさや落ち着きを併せもつ

上質な軽井沢の雰囲気を体感いただけたかな、と。

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今回の香りづくりでは、私自身、新しい発見や気づきがあり

印象深い制作となりました。



香りをつくるとき、なるべくあらゆる可能性に

オープンでいようと思っていても、

慣れてくるとこれまでの経験や自分の固定観念に

縛られていることすら気づけないときもあったりすると

この制作を通じて感じたのです。



それもとても些細なことで、

「なんで今まで気づかなかったの!?」と

思うようなことだったりして…



頭を心をやわらかくしておきたいものだと痛感し

また香りをつくっていこうと思うのです。



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