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乙女文楽と香りのコラボ

 31, 2013 14:26
昨日、乙女文楽を香りで演出させていただきました。

「文楽」は3人の男性が1体の人形を操るのに対し、「乙女文楽」は女性が1人で1体の人形を操る人形芝居です。
今回ご出演された桐竹祥元さんは、乙女文楽の世界で舞台に立つことを許された唯一の男性人形遣い。
演目は「傾城阿波の鳴門」というお話。(物語の詳しい内容はこちらをどうぞ)

実は、ご本人にお会いしたのはイベント当日、つまり昨日が初めて。
事前に演目のあらすじなどは伺っていたものの、私が創った香りをご本人に嗅いでいただく機会がないままのコラボとなったため、無事終了するまでヒヤヒヤしどおし。
せっかくの舞台を台無しにしないかと、不安とプレッシャーはかなりのものでした。

とはいえ、実際に演目がスタートすると一観客としてすっかりその世界に引き込まれ、自分の仕事を忘れてしまいそうになるほど。
演目の内容のおもしろさはもちろん、人形のひとつひとつの動作が流れるように自然で、操っている方の存在が全く気にならない。
舞台と観客との距離がとても近いためか、迫力と情熱とエネルギーがダイレクトに伝わって胸が熱くなりました。
その空間全体が特別な空気で満たされて、ひとつの世界を創りあげているような感覚を味わいました。

私の香りがその一役を担ってくれていたらとても幸せです・・。

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この日のために用意した香りを簡単にお話すると、ヒノキなどの木質系の精油をメインに和の雰囲気を出しながら、ラベンダーの香りで包み込むような優しさや親子の情愛を表現しました。

終了後、「良い香りでした」とのお声をいただいて、やっとプレッシャーから解放された気がします。
特に嬉しかったのは、桐竹さんご本人から「すごく良い香りだった」と言っていただけたことと、観客の方から「演目の内容にとても合っていた」と言っていただけたことです。

香りの空間演出で大切なことは、良い香りであることだけでなく、場の雰囲気・空気感と一体となっていることだと思っています。
香りの存在があたりまえのように自然でありながら、スペシャルな空間を創りたい。
そして、たくさんの方に香りの空間を楽しんでいただきたいという思いを新たにした1日でした。

このような素晴しい機会をいただけたことに心から感謝します。
今日からまた頑張ろうっと!!


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